自由

2012年2月3日

自由なことほど大変な事は無いですよね。
自由でいたいと憧れても、自由でいられる人なんて、スナフキンくらいじゃなかろうか。
こんばんは。林です。

改めて、今回の公演『スケベの話』は２作品あります。
“セイなる夜編”と“バットとボール編”は同じ劇場で行われますが、実はこの２作品で舞台の形状が違うのです。

※※※ちょっとだけネタばれ※※※

“バットとボール編”の舞台は挟み舞台なのです。
（なのでお好きな席で楽しんで頂けるよう、今回は自由席とさせていただきました）
“セイなる夜編”を上演する際は舞台を入れ替えて、形状を変えます。
それぞれの演目が終わったらもう片方の演目のために舞台セットを組みかえるのです(ﾟ▽ﾟ)

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と言うわけで、２作品でぜんぜん違う舞台セットなのです。
そして私たちが稽古している“セイなる夜編”の方は今なかなか自由で、その大変さを実感しています。
何が正解か、どれがベストか、どんなんが気持ちいいのか。稽古しながら
「いいのかこんなに好き勝手して・・・」
と思ったり、
「わからん、どこへ動けばいいのやら」
と固まったり、それをみんなでやっています。
すごく楽しい時間もあれば、頭が痛くなったりもして…いつも以上に試行錯誤を繰り返している気がします。
すごいな…
初日の幕が開くとき、どんな“セイなる夜編”になっているのか、どうなっちまうのか、とドキドキしつつも、お芝居はいつも通り、込めて込めて、おにぎりを握るように、キュッキュッっとぎっしり詰まった物にしていく作業をしています。

そんでもって猪爪さんたちの“バットとボール編”、こちらもほんと楽しみ。今までブルで
「あっちのチームはどうなってんのかな～」
なんて事はありませんでしたから、新鮮です（作・演出の喜安さんはさぞかし…とかもう今さらそんなですが）。
と、人事のよ～に書いておりますが、私、はやしは泡吹きながら（イメージ）「落ち込まない、慌てない、惑わされない」と唱えて稽古シテイマス。毎日沢山の発見があります。

写真はある日の休憩時間のみんなです。

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