精神と時の部屋。

2012年2月4日


「ヒントはどこにでも転がっているよ。」

INOTSUMEさんBOTの時間です。

今日は節分。
街には『鬼』やら『豆』やら『福』やらが転がっている事でしょう。
そんな時も僕らは『スケベスケベスケベ』

特にビビッときたのは『恵方巻き』

なんでしょう。
このフォルム、輝き、厚み。
稽古場では縁起物と言い、皆が食べる食べる。

これぞチャンスと思いたくさん写真は撮ったのですが、
ちょっと、今の僕がこれを載せるのは安易なのでやめます・・・
あまりにむさぼりすぎている皆のその姿は・・・
まぁ、それもいいでしょう。

日常の中にも気になる情景がそこにはあります。

僕らはそれをデータとして蓄積していきながら芝居に活かします。
電車で横に座る眠そうなおじいちゃん、コンビニのレジの女子大生、
バイト帰りのフリーター、仕事帰りの新卒社員、
今日こそ何かありそうなカップル、その横を笑いながら歩くサラリーマン

明日は土曜日だもんね。
そう思いながら、稽古帰りに必死にチャリを漕ぐ三十路の自分。

稽古をしていると、はたして今日実際見かけた日常より、
実際の舞台上でその場を生きていますか?
そう思う事があります。

難しい事言いますね、今日のInotsume。

つまりは、発見が今日の鍵。
稽古中の皆の芝居をどの視点から見るかが大事。

ぼんやりしたい奴はしていればいい。
泣いても笑っても今月の末には初日が来る。

明日が100倍良くなればいいじゃん。

稽古中の時間は皆平等。
地球の裏ではもっと楽しい事して過ごしている人がいるかも。
だから、僕らはもっとたくさん見なくてはいけない。

そりゃ・・・、色んな事を。

ざっくり言ってしまうと、「スケベの話」
両方のバージョンを見ていただきたいのである。

皆様に。

 猪爪尚紀

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